Interview01

建物への「安心感」が、建築への興味に代わって

D. O

2016年入社|工業・建築部

細かい作業が好きで、絵を描いたり、のこぎりを使って工作をしたりという幼少期でした。実家の暮らしが団地から戸建住宅になり、建物に興味を持つようになっていきました。生活するうえで欠かせない「住居」そのものが興味の対象でしたから、「安心感」を抱いたんです。その気持ちのまま、建築科のある高校に進学。製図や建築法規など、基礎となる学びから、当たり前ですが家が経年変化していく面白さや前提になるルールなどにも、新たな「気づき」がありましたね。会社見学でマンションの建築現場を見せてくださったこの会社を、私は就職先に選びましたが、これも住まいでしたから、同じような「安心感」があったのかもしれません。

その建築過程の現場見学、私にとっては初めてだったんです。だから本当にキラキラ輝いて見えて。図面を形にしていく面白さや、出来上がりの質感など、本当に素敵でした。実際、入社してから現場で使う道具や機材、CADや設計に関わる計算など、あらゆる具体的な内容を実地で学んでいくわけですが、高校の授業だけでは学べなかった、目にしてこなかった一つひとつのリアルなモノが新鮮で、学びがあって、本当に楽しいです。わからないこともまだまだ多いのですが、先輩方も積極的に教えてくださいますし、温かく迎え入れてくださって感謝しています。もちろん部署は違いますが女性の先輩社員もいらっしゃいます。

長く働くことを考えて選んだ進路ですから、結婚しても続けていきたいですし、人生を通じて建築に関わるスキルを高めていきたいと考えています。また、家族で過ごしている中で、意外と困ったことなど気づきが私の家でもあったんです。もしかしたら、女性だから気づけた、ということもあったのかもしれない。つまり建築は、暮らしや実利用を通じて、もっとより良くできる可能性を秘めているということでもあります。新しい機能や、さらなる気づきを描くことで、いつか、お住まいになられた方が「苦労がない家だな」と思って下さるような住まいを描けたらと思っています。

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